今日は,ストウブ(Staub)ではなく,冬キャンプで大活躍な石油ストーブを新調しましたので,紹介したいと思います。アンティークでかわいいストーブです(*’ω’*)
購入のきっかけ
元々,我が家では「アルパカ ストーブ TS-77」を使用していました。アルパカストーブとは,韓国製のストーブで,とても小さく持ち運びが容易なため,フジカと並んでキャンパー達に人気の石油ストーブです。熱量が高く,遠赤外線効果で,身体を芯から温めてくれます。最近では,偽パカなる偽物商品も出回るほどです。
私は,元々白かったタンクの部分を,キャンプスタイルに合わせてピンク色に塗装して,リメイクしています。
なぜピンク色かというと,私はキャンプを始めた当初,キャンプ道具を全てピンク色で揃えていました。ランタン,クーラーボックス,ストーブ…全てピンク色。今考えると,かなりやりすぎでした。最近はキャンプスタイルが変わり,ピンクのアルパカストーブが浮いてしまうようになったため,新しい石油ストーブへ新調することとしました。
余談ですが,アルパカストーブを気に入っていないわけではありません。 小さくて暖かいし,上にヤカンを載せることができるため,キャンプでは本当に扱いやすいです。
日本船燈のニッセンストーブ
さて,さっそくですが,新調した石油ストーブを紹介していきたいと思います。今回購入したのは,日本船燈のニッセンストーブ「ルピナス MG-2」です。安定のメルカリで購入しました。
ニッセンストーブといえば,ゴールドフレームが有名ですが,私はあえてかわいいデザインのルピナスを選びました。
ニッセンストーブ ゴールドフレームのラインナップはこちら↓
元々,船のマリンランプ,マリンストーブとして使用されていたもので,どれもアンティークな雰囲気がありますよね!日本船燈という会社は,まだ埼玉県に存在するのですが,一般向けのランプやストーブは,数年前に復刻版を販売して以来,販売されていません。そのため,入手するにはオークションやフリマサイト,リサイクルショップなどから,中古品を購入するしかありません。
私が購入したルピナスも同様で,1980年くらいに販売され,現在は販売していないストーブになります。幸い,私が購入した「ルピナス」は,以前使用していた方が大事に使用してくれていたおかげで超美品です。40年くらい経過しているとは思えないほど綺麗です。また,耐震自動消化装置も搭載されています。
そんなアンティークな石油ストーブ「ルピナス」ですが,特にお気に入りのポイントが2つあります。
1つ目のポイントは,頭の傘の部分がホーロー素材でできているところです。コールマンのガソリンランタンも傘の部分はホーロー素材になっているので,同じように熱に耐えられるようにできています。
2つ目のお気に入りのポイントは,ランプのように燃焼口が光るところです。
トヨトミのレインボーストーブも40w相当の明るさで光るようですが,それ以上の明るさがあるのではないでしょうか。
点火中に暗くすると,周りを幻想的に照らしてくれます。明るいので,キャンプのときのランプを減らすこともできます。
なお,点火するときは写真のようにロックを外し,ガバッとランプ部分を大きく開いて行います。
ロックを外すだけで,点火部分へ容易にアクセスできます。火の大きさは,真ん中のつまみで芯を上下すれば多少は調整が可能です。
上の傘の部分を外すと大きなアルコールランプみたいですよね!
キャンプに持っていくときは,ガラス部分が割れないように慎重に運搬しています。ガラスを囲う軸の部分も簡単に取り外しが可能で,昔の製品ですが,メンテナンス性が考えられた製品です。
暖かさはどうなの?
肝心の暖かさですが,じんわりと暖かくしてくれる感じで,「アルパカストーブ」と比較すると,少し弱いです。「アルパカストーブ」は,遠赤外線効果で暖めてくれるので,そのような効果のない「ルピナス」は,熱量が負けてしまうのはしょうがないのかもしれません。
ですが,キャンプのときに,「ルピナス」の光を見ているだけで,ホッコリします。アンティークなストーブって,なんかいいですよね!アンティークストーブの代表格,アラジン「ブルーフレーム」なんかも,オススメですよ。
まとめ
キャンプで何度か使用していますが,アンティークなデザインが今のスタイルにマッチしており,買ってよかったと思っています。nordisk(ノルディスク)のレイサ6 レガシーとも相性抜群です。
なお,テントなどの狭い空間の中でストーブを使用するときは,一酸化炭素中毒になる可能性がありますので,一酸化炭素警報機を使用して,自己責任でお願いします。また,ヤケド防止に囲いを付けるのもお忘れなく。