スネヲキャンプ

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【3分で装着】チェーン規制でも大丈夫!布製タイヤチェーン「オートソック」がすごい!

【3分で装着】チェーン規制でも大丈夫!布製タイヤチェーン「オートソック」がすごい!
スネヲ
雪中キャンプに憧れるスネヲです。

最近話題の布製タイヤチェーン「オートソック」を知っていますか?
「オートソック」は3分で簡単に取り付け、取り外しが可能なタイヤチェーンなんです。
今回は、冬の降雪に備えて「オートソック」を入手して、実際に車のタイヤに取り付けてみましたので、その評価結果を紹介いたします。
まさに靴下を履いたり、脱いだりするのと同じくらい簡単に扱えるタイヤチェーンです。おすすめ!

オートソック メーカーサイト

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優雅なテントに憧れてキャンプを始めたキャンプオタク。週末は家族と一緒にキャンプへ行くのが楽しみ。空気が澄んでいて星空が綺麗な冬キャンプが大好きです。

オートソックとは

オートソック(AutoSock)とは、金属製タイヤチェーンの代替品として開発された「布製タイヤチェーン」です。北欧のノルウェーで開発されたタイヤチェーンで、積雪や凍結道路で従来の金属製タイヤチェーンと同様のグリップ性能が期待できます。布製なので大切なアルミホイールを傷つけることなく、簡単に取り付け・取り外しが可能です。

また価格が安く携帯性にも優れているため、緊急用のタイヤチェーンとしてスノーライフを楽しむ多くの人たちから選ばれています。

スタッドレスよりタイヤチェーンを選ぶ理由

私は、あまり雪が降らない地域に住んでいるためスタッドレスタイヤを持っていません。年に数回、雪が降ることがありますが、そんなときは車で出かけないようにしています。
また、気温が氷点下となり、まれに道が凍結することもありますが、ゆっくり安全運転を心掛けることで対応しています。

なぜスタッドレスタイヤを買わないかというと、スタッドレスタイヤは高価であり、狭い家でのタイヤの保管場所に困るためです。

スネミ
季節の変わり目のタイヤ交換も面倒だよね…

雪があまり降らない地域に住んでいる場合、我が家と同じように考えている方がたくさんいるのではないでしょうか?

なので我が家は、1年中ノーマルタイヤが基本で、雪が降った時のためにタイヤチェーンを”念のため”準備しています。

ノーマルタイヤだけど雪を体験したい!

趣味がスキーやスノーボードの方は、冬場はスキー場へ頻繁に足を運ぶため、スタッドレスタイヤを持っている方が多いと思います。私もスキーは大好きですが、年に1回行くか行かないかの頻度ですので、それだけのためにスタッドレスタイヤを準備できるほど、財力がありません…。
ですが、雪が降らない地域にいるとスキー、スノーボード、雪の中のキャンプ、雪景色の温泉…だんだん寒くなってくると、体験したくなってしまいます。

そのため、いざ雪が降る地域へ行くと決めたときはノーマルタイヤにタイヤチェーンの組み合わせで行くことになります。

ちなみに私が今まで使っていたタイヤチェーンは、中華製の激安タイヤチェーンです…。詳細は下記の記事で紹介しています。

合わせて読みたい

タイヤチェーンは、スタッドレスタイヤよりも雪道に強いため、持っていて安心感があります。
しかし、中華製の激安タイヤチェーンは、取り付けがものすごく大変で、運転時の乗り心地も最悪です。もう少し簡単に取り付けられて、乗り心地の良いタイヤチェーンが欲しい!と考えていたところ、今回紹介する布製タイヤチェーン「オートソック」に出会いました。

 

チェーン規制に対応しているの?

チェーン規制の際、実はスタッドレスタイヤを装着していても通行規制の対象となります。チェーン規制の手前の区間で、検査員がタイヤチェーンの装着状況をチェックしますので、走行できない形になります。

スネミ
ノーマルタイヤにオートソックはOKなの?
スネヲ
もちろんOKです!

ノーマルタイヤでもオートソックを装着していればチェーン規制時にも走行できます。

国土交通省の基準によると、
「タイヤ・チェーン等は走行装置に確実に取り付けることができ、かつ、安全な運行を確保することができるものでなければならない。」
とありますので、通常のタイヤチェーン(ゴム製・金属製・樹脂製・布製)であればチェーン規制でも通行できます。
しかしスプレータイプのものや、簡単に外れてしまうようなものはNGです。

オートソックの取り付け方

オートソックの取り付け方はとても簡単。
まさに靴下を履いたり、脱いだりするのと同じくらい簡単…と言いたいところですが、ちょっとコツが要りますので、事前に取り付けの練習が必要です。

事前に練習さえしておけば、子供に靴下を履かせてあげたり、脱がせてあげるのと同じくらい簡単だと思います。
後述しますが慣れれば3分、慣れていなくても5分もあれば装着可能です。

どれだけ簡単に装着できるかは、以下の動画を確認してみるとイメージが湧くと思います。

動画出典:AutoSock Webサイト

どのくらい軽いの?

一般的なタイヤチェーンは、ゴム製、樹脂製、金属製、そして布製のものがあります。
この中で重量が最も軽いものは、やはり布製です。

オートソックの重量をキッチンスケールで計ってみました。

計測結果はなんと1kg!
ちなみにタイヤチェーンで人気の高い「イエティ スノーネット」は約6.8kgなので、比較するとオートソックは驚きの軽さです。

スネミ
軽すぎてビックリだね!

また、オートソックの収納時の大きさは、約360×310×50cmです。
例えるなら買い物用の小さめなトートバッグくらいの大きさなので、車のトランクに保管しておくのにちょうど良いです。
比較する必要もありませんが、「イエティ スノーネット」「オートソック」の2倍以上である620×390×120cmです。

オートソックは収納に場所を取らないため車に1年中保管してしまいそうです。

タイヤサイズはどうやって調べるの?

タイヤチェーンを買う時、まずは自分の車のタイヤサイズを知る必要があります。
タイヤサイズはタイヤの側面に書いてあります。

タイヤ側面に数字とアルファベットの羅列が書かれていますので、これを確認します。写真の例だと「205/60R16」という記載がタイヤサイズを示しています。

スネミ
簡単に確認できるんだね!

ちなみに「205/60R16」の205はタイヤの幅、60は扁平率(断面積に対する高さの比率)、16はホイールインチ(リム径)を示しているのですが、「205/60R16」のようなタイヤサイズ表記を控えておいてください。

そして、オートソックの適合サイズはホームページで確認することができます。

先ほど控えたタイヤの幅、扁平率、ホイールインチを画面上で選択して検索することで、適合サイズがわかります。
今回のタイヤサイズ「205/60R16」だと、“AutoSock HP 645”というものが該当することがわかります。

オートソックの適合サイズを確認する

オートソックはどこで買えるの?

オートソックは、最寄りのカー用品店、もしくはインターネットサイトから購入が可能です。
インターネットサイトは、アマゾン、楽天など、主要なECサイトで購入可能ですが、オートソックは【国内正規品】と【並行輸入品】が存在するため、注意が必要です。
国内のカー用品店で購入する場合は【国内正規品】を取り扱っているケースがほとんどのため問題ありませんが、インターネットサイトから購入する場合、【並行輸入品】が紛れています。
並行輸入品の場合、同封されている取り扱い説明書が英文だったり、流通経路が不明瞭なために不良品が紛れていたり、トラブル時の補償が受けられない可能性があります。そのため、必ず国内正規品を購入して下さい。
なお、【国内正規品】と【並行輸入品】の違いはパッケージにて見分けることができます。
国内正規品はパッケージが日本語、並行輸入品はパッケージが英語で書かれてますので、一目瞭然です。

前輪、後輪どちらに付けるの?

スネミ
タイヤチェーンは前輪と後輪、どっちに付けるの?

タイヤチェーンは、その車の駆動輪に取り付けます。
FF車の場合、前輪駆動なのでタイヤチェーンは前輪に取り付けます。
FR車の場合、後輪駆動なのでタイヤチェーンは後輪に取り付けます。
いずれの駆動方式かわからない場合は、車検証にも記載されていますが、記載されている箇所がわかりづらい場合もあるため、Google検索などで「車種(できれば車の型式)」+「駆動方式」のキーワードで検索してみて下さい。

ちなみに我が家のステップワゴンは、前輪駆動(FF車)です。

ステップワゴンは4WDタイプも販売されていますので、ご自分の駆動方式を必ず確認して下さい。

また4WD車の場合、4輪共に付けると勘違いしがちですが、4WDは基本となる駆動輪が前輪・後輪いずれかに決まっていますので、それに従い取り付けます。こちらも、車種によって決まっていますので、不明な場合はカーディーラーへ問い合わせして下さい。

オートソックの同梱品

オートソックの国内正規品には、日本語の取り扱い説明書が同梱されています。

この取り扱い説明書を見なくても簡単に取り付け、取り外しができますが、注意事項に重点を置いて書かれていますので、必ず確認するようにしましょう。

またオートソックには、取り扱い説明書のほかにオレンジ色の小さな小袋が同梱されています。

小袋を空けてみると、ビニールの手袋でした。

正直なところ、これは要らないと感じました。
取り付けや取り外し時は、小石などでケガをする可能性があるため、耐切創手袋や防水手袋を事前に準備しておくことをおすすめします。100円均一のショップにも販売されています。

また。服が汚れないようにすそが長くなっている手袋がおすすめです。

品質に問題はないの?

布製のタイヤチェーンは、品質や耐久性に問題がないのか、気になるところです。

スネミ
布製タイヤチェーンは走行中に切れたりしないの?
スネヲ
大丈夫!欧州の規格にも準拠した信頼できる製品だよ。

オートソックは、欧州標準化委員会が2020年に設定した規格EN16662-1にも準拠しています。
乾燥した路面では120km、雪に覆われたテストトラックでは数百kmにわたる耐久性が実証されているそうです。

なお、製造はインドで行っているようです。汚れたら水洗い可能です。

外観は薄くて「本当に大丈夫かな…」と心配になりますが、縫製はしっかりしており、かなり強い力で引っ張っても全く問題ありません。

縫製のほつれもなく、しっかり品質検査されていることがうかがえます。

但し、ゴムの部分やタイヤホイール面のプラスチックのような素材は、時間経過とともに脆くなって劣化するような気がします。

使っていなくても雪の季節に入る前にオートソックが劣化していないかを確認した方が良さそうです。
なお、これはゴム製のタイヤチェーンにも言えることなので、大きな問題ではないと思います。
また、オートソックは安価ですので、毎年買い換えても大きな負担にはならないと思います。

オートソックの取り付け

さっそく、オートソックを我が家のステップワゴンに取り付けていきます。
雪があまり降らない地域に住んでいるため、晴れた日中での取り付けになりますが、参考にして下さい。

ご注意ください

オートソックの取り付け、取り外し作業は、車を平らな地面の場所に停車させ、エンジンを停止させて行ってください。
また、雪道だとタイヤが滑って急に車が動き出してしまう可能性があるため、パーキングブレーキを必ずかけて下さい。

我が家のステップワゴンはFF車のため、前輪にオートソックを取り付けていきます。
タイヤは新車購入時のもので、結構ヤレています…。

余談ですが、タイヤ溝が減ってきており、そろそろタイヤの交換時期に来ています。オートソックを付けてしまえばタイヤ溝は関係なくなるため、雪道は大丈夫…なはず。

スネミ
後輪にはオートソック付けないから横滑りするんじゃない?
スネヲ
…。

さて、タイヤ交換は別の機会に行うこととして、オートソックを取り付けていきます。

コツとしてはオレンジ色の紐がタイヤの中央になるように合わせて下さい。

こうしておくことで、この後にタイヤを180°回転させる作業を楽にできます。

なお、取り付けの際は、タイヤの奥側へゴムを被せるように行います。

タイヤハウスに腕まで入れる必要がありますので、この部分が狭い車は苦労しそうです。

左右両方のタイヤにオートソックを取り付けたら、車を運転してタイヤを180°回転させます。

回転は前進、後進どちらでも大丈夫です。
このとき車の窓を開けて、オレンジ色の紐が180°回転した位置に来ることを確認します。

雪道で取り付ける際は、車の窓から雪が入ってしまうかもしれません。
少しの時間なので、我慢しましょう。

そして、残り半分のオートソックを奥に押し込んで、取り付け完了です。

今回は後進で行いましたが、回転不足で170°くらいになってしまいました。

ちょっと取り付けがいびつな感じですがオートソックは走行中に補正してくれるようなので、あまり心配することはありません。
ゴムや金属のタイヤチェーンも同様ですが、少し走ったら取り付け状態を確認するのが良いと思います。

オートソックの取り外し

オートソックの取り外しは取り付けの逆です。
靴下と同様に履くより脱ぐ方が楽なので、説明するまでもありませんが、念のため説明します。

まず、タイヤハウスに手を入れて、オートソックのゴムを浮かせて引っ張ります。

ゴムでピッタリ取り付けられているので、結構奥まで手を入れる必要があります。
半分くらい脱がせたら、オレンジとグレーの紐を2点同時に引っ張って脱がせます。

オートソックを脱がせたら、タイヤハウスに巻き込まれないように、なるべく地面に這わせるように置きます。

あとは前進、もしくは後進でオートソックを踏んでいるタイヤを移動させるだけです。

ゴムや金属製のタイヤチェーンの場合、取り外しの際にチェーンが丸まってタイヤハウスやフェンダー部分を傷つけてしまうことがあるのですが、オートソックは布製なので傷を付けることはありません。

雪道での実力は?

2月の某日、我が家が住んでいる地域でも珍しく雪が積もりました。
感覚的には10cmくらい積もった感じです。

水分を多く含んだ雪ですが、夜に降雪した関係で道は少し固くなっています。

さっそく、オートソックを取り付けましたが…

スネヲ
雪が冷たくて、うまく装着できない…

事前の練習のように上手く取り付けできませんでした。
しかし、そのあと数10メートル走行しただけでしっかり補正されました。これにはビックリです。

気になる走行性能ですが、走り出しはトルクがかかるので「ググッ」と滑るような感覚があるのですが、すぐにグリップが効いて通常時の走行と同じように走ることができました。

カーブも特に問題なく走行できます。

ゴムや金属のタイヤチェーンは、走行時に「ガタガタ」と車が壊れてしまうのではないかと不安になるくらい、振動が激しくて乗り心地が悪いのですが、布製なのでとても乗り心地が良いです。

数百メートルの低速走行でしたが、オートソックを取り外し後、特に劣化は見られませんでした。
但し使用後に濡れた状態のまま放置すると、加水分解で劣化が進行してしまうため、屋内で乾かした方が良さそうです。
また長時間走行しないときは取り外しましょう。30分以上、雪道に停車させる際は取り外した方が良いようです。

オートソックで走行する時の注意点

オートソックに限りませんが、タイヤチェーンを装着して走行するときの注意点は以下です。
事故を起こしてしまうと”大ごと”ですので、取り扱い説明書をしっかりと確認し、タイヤチェーンを過信せず、安全に走行しましょう。

ご注意ください

・横滑り防止装置は解除せずに走行すること。
・発進時はゆっくりと走行すること。
・時速50km以下で走行すること。

このほかにも、注意点がいくつかありますので、気になる方はオートソックのFAQページを参照してみて下さい。

オートソック FAQページ

まとめ

布製タイヤチェーン「オートソック」は、欧州の豪雪地域で金属製タイヤチェーンの代替品として使われています。日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、世界60カ国で販売されており、国内では日産自動車の純正品として採用されています。
金属製のタイヤチェーンが信頼できるのは間違いないですが、走行時の乗り心地や装着のしやすさ等、布製タイヤチェーンのメリットは多々あります。降雪状況や走行する地域によって使い分けるなど、タイヤチェーンの新たな選択肢「オートソック」は、一家に1つあると安心です。おすすめです。