今回は、みんなが大好きな揚げ物の王道、からあげを簡単に美味しく作る方法を紹介したいと思います。
ストウブを使うと面倒な揚げ物も克服できます。
揚げ物はめんどくさい?
私は鳥の唐揚げが大好きです。唐揚げは子供が大好きなおかずの一つですよね!
もちろん、大人になっても大好物な人が多いはず。
でも作るとなると結構大変…。
一番大変なのは、揚げ物を行った時の油跳ねの片付けです。
ベトベトして、コンロのあらゆるところに油が跳ねてしまい掃除が厄介です。
なので、揚げ物を作るのが面倒くさくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
ですが、万能ホーロー鍋「ストウブ(Staub)」を使うと、少ない油跳ねで調理することができます。
揚げ物はめんどくさくない、と考え方が変わりますよ。
ストウブとは
ストウブとは、無水調理ができるフランス製ホーロー鍋です。
ストウブ(Staub)の特徴については、以下の記事でさらに詳しく紹介しています。
ストウブ(Staub)の記事一覧へ
私はストウブを20個以上所有していますが、今回はその中から揚げ物に便利な大きさのワナベM(Wa-NABE M)を使っていきたいと思います。
大きさは直径18cmで、深さもあるため揚げ物にちょうどいいサイズです。
朝のお弁当作りで揚げ物をするときは、少量なので14cmでもいいかもしれません。
STAUB ピコ・ココット ラウンド 14cm カンパーニュ
油跳ねしない秘密
ストウブで油跳ねしない作り方の秘密を先に言ってしまいます。
それは、揚げるときにフタを閉めて調理できるからです。
通常、鳥の唐揚げを揚げるときは、水分を含んだお肉を油に投入するため、水分が蒸発して油跳ねが生じます。
この油跳ねを防止するために、普通の油用のお鍋でフタを閉めてしまうと油が鍋から溢れて危険です。
一方、ストウブはフタを閉めても油が中心に向かって対流し、油が鍋から溢れにくい構造となっています。
また、フタを閉めることでスチーム効果により鶏肉がジューシーに仕上がります。
作り方
ここからは、実際にストウブで唐揚げを作っていきます。
まず、ストウブに油を投入します。
油の量は、大体お肉をいれたときに半分浸かるくらいで大丈夫です。
鍋の3分の1くらいを目安にして下さい。余談ですが、我が家ではヘルシーな米油を使用しています。
ストウブで揚げると、少しの油で調理できるのがいいです。
鶏肉は、”一口大”に切っていきます。
今回は鶏むね肉を準備しました。
ストウブで作るとジューシーに仕上がるので、むね肉でも柔らかく出来上がります。
下味は、醤油・酒・みりん・にんにく(にんにくチューブ)です。混ぜてお肉を投入します。
また私の場合、隠し味に”黒酢”を入れています。
お酢はお肉を柔らかくするため、少量ですが入れるようにしています。
時間がある場合は、味を付けるために冷蔵庫で寝かせた方が美味しくなります。
油を入れたストウブは、180℃に温めます。私は片栗粉を付ける直前にあたためを開始しています。
次に片栗粉をまぶして揚げていきます。
お肉は入れすぎると衣が崩れてしまうため、肉同士が少し離れている方が良いです。
お肉をストウブの中に並べたら中火で蓋をします。加熱時間は3分です。
途中で鍋からももくもく煙がでてきたら弱火にしてください。
このとき”バチバチ”とすごい音が鳴りますが、フタは開けなくて大丈夫です。
3分経ったら、フタに付いた水滴がおちないようにスライドしてフタを開けます。
そして、お肉を裏に返して今度は蓋をせずに、中火で3分加熱します。
これで出来上がりです!
この作り方にしてから、「できたかな?」と思って唐揚げを包丁で切ってみたら中身が生だった…
ということが無くなりました。
2回目を揚げるときは、また180℃に余熱してから揚げます。
私の経験で、気づかないうちに油の温度が下がってしまい、べちゃっとなってしまったことがあります。
温度管理は大切です。
まとめ
ストウブを使い、フタを閉めて揚げ物を行うことで、ほとんど油跳ねすることなくジューシーな唐揚げを作ることができます。
上手く揚げるコツは、お肉を入れすぎないこと。
また、油の温度を下げないことです。
別の記事でも紹介していますが、ストウブはあらゆる料理に活用できる万能鍋です。
活用すれば、料理が楽しくなること間違いなしです。おすすめです。