今回は、staub(ストウブ)を20個以上所有する私が「ストウブの基本的な使い方」を紹介します。
最低限、押さえておけばよいポイントを教えます。
これを覚えておけば、失敗せず簡単にストウブを使いこなせます。
staub(ストウブ)が他の鍋とは一味違う点については、下記の記事で紹介しています。
キャンプでも大活躍!ストウブは無水調理ができる万能鍋!
シーズニングは必要?
ストウブを購入して初めて使う場合、油をなじませる作業が必要です。
フライパンやスキレットのようなシーズニングは要りませんが、初めて使う場合は、揚げ物やアヒージョなどの油料理で使うとよいです。
やらなくてもスキレットのように錆びたりはしませんが、やっておくことで鍋が潤い、長持ちします。
また、使い続けていくうちに内側の面がカサカサになってくることがあります。
特にご飯を炊くために使うストウブは、乾燥してカサカサになりやすいです。
水で洗っても良くならないときは、思い切って油料理を作りましょう。潤いが復活します。
ストウブの洗い方
普通に食器用洗剤でゴシゴシ洗って下さい。
フライパンやスキレットのように、食器用洗剤を使ってはいけないわけではありません。
ただし、キズ防止のため研磨剤入りのスポンジや金タワシでは洗わないで下さい。
また、ストウブの外側に油汚れが付いたら、すぐにメラミンスポンジで軽く擦って汚れを落とします。
放置すると、まったく汚れが取れなくなります。
汚れを蓄積させないことが、綺麗に保つポイントです。
ストウブは丈夫なお鍋ですが、ホーロー部分が欠けやすい製品です。
他のお皿と一緒に洗うと、食器やシンクにぶつかって欠けてしまうことがあります。そのためストウブは単品で洗いましょう。
また、急激な温度差にも弱いため、使い終わったアツアツのストウブを水の中にドボンするのもやめて下さい。
ストウブを焦がしてしまったら
もし、鍋を焦がしてしまったら重曹を使用します。
水に重曹を溶かし入れ、火にかけてグツグツ煮込みます。
すると、焦げが取れてキレイになります。
私は、「少し汚れたかな?」と感じたら、重曹で上記の行程を行うようにしています。
料理での使い方
火にかけるときの基本を説明します。
この通りにやれば、どんな料理でもバッチリです。なお、コンロはIHでもガスでも一緒です。
1.中火で鍋をあたためる
基本的に強火は使用しません。強火を使うと、鍋が痛む原因になります。
2.食材をいれる
ヘラはシリコンや木のヘラを使います。金属系のヘラやおたまは鍋にキズがつきます。
3.蓋をする
材料は少なすぎると焦げるため、7分目ぐらいにしましょう。
分量が合わないときはストウブのサイズを変えます。
分量を合わせることで、ストウブの能力を最大限に発揮させることができます。
4.蒸気が出てきたら,弱火にする
弱火の時間は、作る料理の内容に合わせて調整して下さい。
5.火を止めて余熱調理する
ストウブは、保温性に優れているため、余熱調理が可能です。余熱することで、食材のうま味を引き出してくれます。
まとめ
最も注意しなければならないのは火加減で、これに気をつければどんな料理でも美味しく作れます。
私が使い始めたときは試行錯誤の連続でしたが、今回紹介した方法を守れば、料理の腕前アップ間違いなしです。
ただの「ブリの照り焼き」でも、フライパンで作るのとは大違い!
ストウブで作るとふっくらして、ビックリの味になりますよ!
最近では、キャンプに必ず2~3個、ストウブを持っていきます。おすすめです。
ストウブは、誕生日プレゼントや母の日のプレゼントにも喜ばれますよ!