
アウトドアって、虫よけ対策が大事ですよね。特にハチやアブに刺されると強い痛みを伴いますし、アナフィラキシーショックを引き起こす場合もありますので注意が必要です。アナフィラキシーショックとはアレルギー反応の一種で、赤みや痛みを伴うじんましんや、息苦しさを伴う呼吸器系の症状など、あらゆるショック症状を引き起こし、人体に重篤な障害を残す恐ろしい症状です。
刺されないことが一番大事
虫に刺されないためには、虫よけ対策が一番大事です。人間は虫と共存していますので、例えばハチの巣など、虫の住処には近づかない、虫よけ用の防虫スプレーや線香を携帯するなどの対策が必要です。対策用の商品はたくさん販売されています。まずはこれらを活用することが最善です。
私がキャンプやアウトドアで散策に出かけるときは、必ず虫よけスプレーとパワー赤函を持っていきます。パワー赤函は蚊やハエ、アブにも有効なので、キャンパー達に人気です。この2つさえあれば、大抵は大丈夫なことが多いです。
対策しても刺されることがある
虫よけスプレーや線香で万全に対策をしていたとしても、100%ではありませんので刺されることがあります。以前、テントをハチに襲撃されたとき、捕まえて倒すことを試みたところ、逆にハチに刺されてしまったことがありました。
…刺されたのは私じゃないんですけどね。ハチやアブは、刺激すると人間に襲いかかってきますので、注意が必要です。
ポイズンリムーバーを携帯しよう
万が一、虫に刺されてしまった場合、患部を口で吸いついて毒素を絞り取ってしまえば、アレルギー症状は軽減できます。ただし、口で吸える場所なら良いですが、口が届かない場所を刺されることもあります。
また、口で吸うのは衛生的にも良くありません。そこで今回、市販されているポイズンリムーバーを購入することにしました。
購入したポイズンリムーバーは、「Sin Adventure Gear」というメーカーから販売されているものです。
数あるポイズンリムーバーの中からこれを選んだ理由は、①日本製、②安価、③おしゃれなデザインであるという点です。カーキ色でアウトドアに馴染む商品ですよね!
このポイズンリムーバーは、本体と先端のカップパーツで構成されています。カップパーツは2つ付属しておりますので、汚れたら交換することができて衛生的にも良いです。
リムーバーは注射器と同じ構造です。注射器の逆の要領で、虫に刺された患部から毒を吸い取ることができます。蚊、ヒル、ハチ、アブ、ヘビなど、いろいろな虫、生物に有効です。
「IN THE CLUTCH」と書かれていますが、「いざというときに」という英語になります。日本製なのにミリタリー感のあるおしゃれなデザインです。
使い方ですが、虫に刺された患部に押し付けて、レバーを握ると毒素を吸い取ることができます。簡単ですよね。
なお、先端のカップパーツは反転させて使用することも可能です。蚊など、針の穴が小さく、どこを刺されたかよくわからない場合は、カップパーツを大きい方にして、使用するのが良さそうです。
実際に子供の手の甲で試してみましたが、キュッと吸い取り、なかなかの吸引力です。これなら腕毛が剛毛な人でも、空気が漏れることなく吸引できそうです。
但し、頭を刺されてしまった場合は、髪の毛が邪魔でこれは使用できなそう。カミソリも合わせて携帯した方が良さそうです。
ポイズンリムーバーですが、車のダッシュボードに入れておくことにしました。アウトドアで出かけるときは、大抵が車移動なので車に入れておくのが安心です。
使うときが来ない方が嬉しいですが、万が一のときのために携帯して危険に備えることが大事です。
まとめ
いつ使うときがやってくるかわかりませんが、いざというときのために携帯することをオススメします。特に小さな子供は、虫がいる雑木林や竹藪など、平気で入り込んでしまいますので、虫に刺されるリスクが高いです。安価に購入できますので、一家に一つ所持しておくことをオススメします。