スネヲキャンプ

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キャンプの手斧はハスクバーナ(38cm)がおすすめ!薪割りを楽しもう!

キャンプの手斧はハスクバーナ(38cm)がおすすめ!薪割りを楽しもう!
スネヲ
斧は男のロマン。スネヲです。

斧を扱える男性って、男らしいですよね!勝手な妄想ですが、キャンプで男らしい姿を見せるために不純な動機で手斧を購入しましたので、紹介していこうと思います。無骨なキャンプギアは、所有しているだけで楽しい!

薪割りを楽しもう!

キャンプの楽しみはたくさんありますが、その中の一つとして薪割りがあります。火起こし用に薪を小さく割るという行為そのものが楽しくて仕方ないですよね!

今までは、ナイフで薪割りやバトニングをしていましたが、薪の節の部分や木を横方向に割りたいときは、ナイフでは力が入らずできないことがあります。ナイフの刃が節に挟まって取れなくなるという経験ありませんか?

斧の場合、降り下ろすように力いっぱい薪を割ることができますので、仮に斧の刃が節に挟まったとしても、簡単に外すことができます。なんといっても斧を力いっぱい降り下ろして、薪が綺麗に割れたときの爽快感が半端ないです。

ハスクバーナとハルタフォース

キャンプ用の手斧としてよく比較されるのが、ハスクバーナとハルタフォースです。共に38cmの手斧が同じような価格帯で販売されています。いずれもスウェーデン製で似たような形をしています。重量も共に約1kgです。

 
私の印象として、日本ではハスクバーナの方が人気が高く使っている人が多いような気がします。なので私はあまり人が使っていないハルタフォースを買おうと思ったのですが、

スネヲ
コロナの影響で買えない…

なんということでしょう。今は落ち着いてきていますが、私が購入したときは輸入の飛行機便や船便が欠航になっているため売切れだったり、売っていても価格が高騰していました。
そのためしょうがなく、在庫のあるハルタフォースを買うことにしました。

スネミ
どっちでもいいんかい。

ちなみに38cm以外にもいろんな長さの斧が出ていますが、キャンプで使用するだけなら38cmが一番手に馴染んで扱いやすいです。

開封していくっ!

今回は安定のAmazonで購入です。このニヤついてニヒルな口元がイラッとしますが、気にせず開封です。

刃物なので、それなり厳重に梱包されています。

なかなかご対面まで時間が掛かります…最近のネット通販は過剰包装ですよね。

遂にご対面です!刃の部分は、皮の鞘が付いていますので安心です。ボタンでロックされていますので、外していきます。

斧の肌の部分はザラザラしていますが、刃は初めから研がれていますので、すぐに使用できます。柄の部分は、ヒッコリーという木材でクルミ科の広葉樹でできています。とても強靭な木材で、簡単には折れたりしません。

ハスクバーナのロゴが柄の部分と、斧の部分に刻印されています。斧の部分には「HAND FORGED」とあります。手で鍛造して作られたという意味です。

ロゴの威圧感がスゴイです。斧といえば北欧というイメージがありますので、「MADE IN SWEDEN」というロゴがあるだけで本格的な斧だと思い込んでしまいます…。スウェーデンの人は、毎日斧で薪割りしているという勝手なイメージを抱いてしまうのは私だけでしょうか。

柄の先端部分には、杭が打たれて外れないようになっています。木がささくれのようになっていますので、ヤスリで磨いた方がよさそうです。

また、柄のこちら側も木がクルっとなってはみ出しています。私はカッターではみ出した部分をそぎ落としました。

鞘の部分は革でできており、真鍮のようなボタンがでロックされています。使用時に取り外しますが、無くさないように気を付けないといけません。

分厚い高品質な革です。刃の部分がしっかりカバーされて、この状態で携帯すれば安心です。

ただし、キャンプ用の斧だとしても、理由なく携帯すると「銃刀法違反」で捕まってしまいます。銃刀法では、刃渡りが6cmを超えるものが対象となりますが、ハスクバーナ38cmの刃は8cmありますので銃刀法の対象となります。違反すると、2年以下の懲役または、30万円以下の罰金となります。

オイルフィニッシュで長持ちさせよう

さて、斧は丈夫なので多少ぞんざいに扱っても問題ありませんが、それでも綺麗な状態を保っておきたいものです。そこで、柄の部分をオイルフィニッシュし、汚れが付きにくくしたいと思います。使用するのは、木材専用の万能オイル
「ワトコオイル」です。

ワトコオイルは、高級家具等にも使用される屋内の木材用オイルです。先日紹介した「イナウト」のスタックボックスにも使用されています。

 
まず初めに柄の部分を紙ヤスリで磨き、オイルが馴染みやすくします。あまり一生懸命やってしまうとロゴが消えてしまいますので、軽くこする程度にします。

後はワトコオイルを塗っていくだけです。私はぞうきんに染み込ませて擦りながら塗っていきます。この方法が薄くまんべんなく塗布できるのでオススメです。ハケも使用しなくて済みます。

ワトコオイルを塗布した後は放置して乾燥させます。乾燥すると、木材がさらに強くなり、傷が付きにくくなります。また、汚れも付きにくくなります。購入してすぐにオイルフィニッシュすることをオススメします。

薪割りしていくっ!

さっそくキャンプで薪割りです。とはいっても、キャンプ場で購入する薪は、既に小分けにカットされていますので、焚き付け用に小さくする程度です。

斧は縦に振り下ろすイメージですが、手斧の場合は少し違います。

初めはコンコンと軽い力で木を割いて、斧がある程度木に入り込んでから、強い力で地面に打ち付けます。

余っている木材を下に置いて打ち付けてもいいですが、薪割台があるととても便利です。薪割り台はDIYで自作できます。下記の記事で紹介しています。500円で作れますよ!

薪割りに戻りますが、初めのうちは縦に薪を割るのが難しいです。そんなときは薪を横に寝かせて割ると、安全かつ簡単に叩き割ることができます。

方法は、薪割り台に対して横に木を寝かせて、力いっぱい叩くだけです。

木の裂け目に刃の部分が入り込んだら、柄の部分をグリっと裂け目を広げるように回転させると、裂け目が広がって割ることができます。

爽快感は縦に割った方がありますが、横に割る方が安全で簡単です。

なお薪を割るときは、安全のため必ずグローブを装着しましょう。装備した方が、ドラクエの勇者になった気分を味わえます。私はキンコグローブを使用しています。安くて丈夫でオススメです。耐熱ではありませんが、100円均一の鍋つかみより優秀です。それと周囲に人がいないことを確認して行いましょう。木の破片が周りに飛んでいくことがあります。

 
なお、フェザースティックはナイフの方がやりやすいです。斧の部分が重いので、刃の部分にうまく力が入りません…。ナイフと斧、二刀流で使うのが良さそうです。

まとめ

キャンプで斧を使うのは上級者になってからと思う人がいるかもしれませんが、初心者のキャンパーほど買った方がいいと私は思います。焚き火の前の儀式として、斧で薪割りすることが楽しみでしょうがなくなりますよ!男のロマンです。

キャンプの手斧はハスクバーナ(38cm)がおすすめ! 終わりっ!