今日は安くて切れ味の良いコスパ最強ナイフ「MORAKNIV(モーラナイフ)」を紹介します。バトニングもできるキャンプで活躍するナイフですよ。
モーラナイフとは
モーラナイフとは,スウェーデン発の創業125年となるナイフメーカーです。スウェーデン製で切れ味がいいのに,とても安価であることから,ナイフ初心者が購入する最初の1本としてよく選ばれています。
モーラナイフ ヘビーデューティ
私が所有するモーラナイフは,「モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティ」という種類のものです。
柄素材:ラバー
刃素材:カーボンスチール
刃長:約104mm
全長:約224mm
刃厚:約3.2mm
重量:101g(ナイフのみの重量)
付属品:プラスチックシース
生産国:スウェーデン
おそらく,日本で販売される最もポピュラーなモーラナイフです。刃渡りは104mmで,少し厚めの刃です。プラスチックのシース(鞘)が付属しています。
このシース(鞘),腰に携帯できるような形で,ちょっとカッコ悪いな…と初めのうちは思っていましたが,刃を閉まったときにカチッと刃を固定してくれるので,携帯するときにとても安全です。一般的に売られているナイフは,シース(鞘)が付属していないナイフもありますので,初めから専用シース(鞘)が付属しているモーラナイフは,ナイフ初心者向けと言えるのではないでしょうか。
刃は強固なカーボンスチールでできており,ちょっとやそっとじゃ刃こぼれしません。柄の部分は,ラバー素材となっており,滑りにくく日本人の手にちょうどフィットするようなサイズです。
さらに,最大の特徴はその安さ。2,000円台で購入できます。アマゾンや楽天のレビューも4点台で,コスパに優れている良品であることが伺えます。
私自身も1年以上使っていますが,刃こぼれは無く,一度も研いでおりませんが,切れ味も購入したときとさほど変わらない状況です。
ナイフの定番はオピネル?
確かにそうかも知れません。オピネルとは,フランス製の折りたたみナイフを販売するメーカー。オピネルのナイフは,手入れが簡単で切れ味が良いのが特徴です。またこちらのナイフも,おフランス製なのにとても安価です。キャンプに興味が無い人でも,一度は見たことがあるのではないでしょうか?
ただし,オピネルとモーラナイフとでは用途が違います。私のイメージですが,オピネルは,食材を切ったりするのに使用する小刀として。モーラナイフは,バトニングで木を割いたり,加工したりするブッシュクラフト向けとしての用途が向いていると思います。
それぞれのメーカーから多様な種類のナイフが出ていますので,一概にそうとは言い切れませんが,モーラナイフは腰にぶら下げて,木を切るのに使うとカッコイイナイフと個人的には思います。
薪割りできるの?
モーラナイフは刃が厚く強固なため,薪割り(バトニング)にも向いています。
いえいえ,ナイフでもできます。キャンプ場やホームセンターで一般的に売られている薪は,扱いやすいように小分けに割られています。そのため,むしろナイフの方が安全に思い通りにできます。使い初めのうちは,ナイフが傷つくのではないかとか,切れ味が落ちたらどうしようとか考えていましたが,2,000円台のナイフですからガンガン使いましょう。長く使っているうちに,多少切れ味は落ちるかも知れませんが,カーボンスチールの刃はとても丈夫なので,メンテナンスはほとんど必要ありません。
私がバトニングするときは,薪の中心に刃を当てて,刃の背中側を余っている薪か,ゴム製のペグハンマーで叩いています。
簡単に薪割りでき,気持ちいいですよ!
また,切れ味が良いので,フェザースティックなんかも容易にできます。ラバー素材のグリップは,とても扱いやすいです。
まとめ
私がキャンプを始めたときは,ナイフなんて必要ないと思っていました。でも今は,ナイフが無いとキャンプじゃないと思ってしまうくらい必需品です。バトニングやブッシュクラフトは,家の庭でもできますし,1本あるだけでキャンプライフの幅が広がりますよ!モーラナイフ,おすすめです!
キャンプナイフの定番「モーラナイフ」 おわりっ!