これからの時期,キャンプでの「焚火」は欠かせないですよね!時間を忘れて火をゆっくり眺めるのはもちろん,焚火用の薪を割くバトニングも楽しい作業です。今回、その焚火をさらに楽しくさせてくれる,最高の焚き火台をゲットしましたので,紹介していきたいと思います(^_-)-☆
焚き火台の必要性
焚き火台は,直火ができないキャンプ場で必須となります。直火は,芝生などの地面や木の根っこを傷めてしまう原因となるため,最近では直火ができるキャンプ場の方が珍しいです。
実は私,恥ずかしながら焚き火台を所有しておらず,従来はBBQコンロで焚火していました。私が使っていたBBQコンロはコールマンの「バックアウェイグリルⅡ」です。コンパクトに収納できるので,持ち運びやすいんですよね!
バーベキューコンロで焚火することは,キャンプ場的には全く問題ありません。しかしながら,直径が約30cm弱しかないので,薪がBBQコンロに収まりきらず,はみ出してしまいます。また,薪を横にくべることしかできないので,燃焼効率も悪いです。
購入のきっかけ
実は,焚き火台が欲しくて,1年くらい前から調査を開始していました。スノーピークの焚き火台は,キャンパーの評価が高く,良い製品であることは知っていましたが,重量があり,キャンプの荷物を減らしたい自分の考えとマッチしませんでした( ゚Д゚)
またBBQをやる場合は,下記で紹介するグリルブリッジと焼き網を焚き火台とは別に購入する必要があり,高額な買い物になってしまうことも,購入を迷わせるポイントでした。
ライバル商品の存在
スノーピークの焚き火台と,よく比較される焚き火台があります。ユニフレームの「ファイアグリル」です。
ユニフレームのファイアグリルは,価格が安く,耐久性にも定評があります。また,網を斜めに設置できるので,バーベキューしながら炭の継ぎ足しができるところが,この焚き火台の大きなポイントです。私は,このユニフレームの焚き火台と,スノーピークの焚き火台とで,購入を迷っていました。形状も重量も全く異なる製品ですが,それぞれメリット/デメリットがあり,購入してから後悔したくなかったのです。
そのため私は,アウトドアショップへ行く度に,二つの商品を見比べて,比較検討していました。ある日,いつものように,アウトドアショップで焚き火台を比較していると,スネミが…
という言葉と共に,スノーピークの焚き火台をレジへ持って行ってしまいました~~( `ー´)ノ▼
なんてことでしょう。どうやら,優柔不断で何度もアウトドアショップに足を運ぶ私に付き合いきれず,このような行動をとられてしまったようです。とりあえず,購入の許可が下りたようなので,私は別売りのグリルブリッジと焼き網を手にしてスネミの向かうレジへダッシュ!
ということで,今月のお小遣いが半分無くなりましたが,焚き火台を見事,ゲットすることができました。
焚火台M スターターセット
サイズは3種類
スノーピークの焚き火台はS,M,Lの3種類です。それぞれのサイズに対応して,オプションのレパートリーやサイズが異なります。メーカーが提起している大きさの目安ですが,Sは1〜2人用,Mは2〜3人用,Lは3〜4人用になります。私は,サイズ感的に大きすぎないMサイズをチョイス。Mサイズは2〜3人向けなので,4人家族のウチには少し物足りない大きさですが,これ以上,荷物が嵩張ると車のトランクが一杯になって困るのと,バーベキューでは少しずつ,ちまちまと焼いて食べるのが好きだったりするので,Mサイズにしました。
重さはなんと!
焚火台M スターターセットは、焚火台M(3.5kg)、焚火台ベースプレート(1.3kg)、炭床ProM(2.4kg)、焚火台Mコンプリート収納ケース(480g)のセットで、総重量は7.68kgです。かなりの重さです。
スターターセットは,一つの段ボールに纏まって入っています。
箱から出してみた所がこちら↓
スターターセットで買うと,個々で買うより断然お得です。それぞれ,無いと不便なセットですので,スターターセットでの購入をオススメします。
白い段ボール紙に包まれているのは,炭床ProMです。アースカラーに塗られており,ずっしりした重厚な感じがカッコいいです。
こちらは,焚火台ベースプレートです。焚き火台がズレないように脚を固定し,焚き火台から落ちた炭や灰を,プレートで受け止めてくれる役目を担っています。
初めて組み立てたとき,焚き火台の脚の引っ掛かりが浅いので,「裏表逆かな?」と思いましたが,ロゴの向きからこの向きで使用するのが正解のようです。コンクリート等,平らな地面で使用する場合は,引っ掛かりが浅いため,ズレないように注意が必要です。
焚き火台は,組立式です。パッと開くだけの簡単設計です。
下の写真は,焚き火台の中心部分を拡大したものですが,丁寧に溶接されているのがわかると思います。溶接が下手だと,その部分から劣化が進行します。特に高温で使用する機器なので,匠の技で溶接された焚き火台は,安心感があります。また,切削後のバリも見当たりません。
巷では,スノーピークの焚き火台を真似した安価なリスペクト商品が販売されています。見た目は,ほとんど同じですが,溶接や切削後の仕上げで技術の違いがあると思います。下記は,キャンピングムーンが販売するリスペクト商品です(ご参考)。
焚き火台に,炭床ProMを載せてみました。思ったより,高い位置に炭床ProMがセットされます。煙突構造による燃焼効果のため,中の空洞が大きくなるように設計されているようです。
余談ですが,焚き火台は一度使うと,真っ黒になってしまうので,新品の真っさらな状態にウットリ( *´艸`)
早く使いたいけど,汚したくない,複雑な気持ちです。
焚火台グリルブリッジM,焼アミpro.M
お買い得なスターターセットですが,残念なお知らせです。スターターセットには,焼き網が付属しておりません。つまり,オプション品を買わないと,焚き火しかできません。炭床は付属しているのに…なんでやねん。
ということで,購入したのは「焚火台グリルブリッジM」と,「焼き網Pro.M」です。
焚火台グリルブリッジMは,焚き火台の側面にセットし,焼き網やグリルプレートを設置することができます。
焚き火台に固定する部分は、3段階に高さを調節することができます。高さを調節することで,火加減を調整できる仕組みです。
バーベキュー中でも,上手くやれば高さ調節が可能です。高くすれば,炭の追加もできそうです。ちなみにこれを買わないと,焼き網を固定することはできません。ただし,他社の焼き網でも,サイズの大きいものであれば,上に載せて使えそうです。
焼き網は,グリルブリッジにピッタリはまる組み合わせ商品です。この焼き網,結構値段が高いものですが,洗って何度も使えて,ダッチオーブンも載せられる頑丈な網です。
これが最強のフルセット!
フルセット,全て組み立ててみました。購入した日に絶対やりますよね!これさえあれば,ベテランキャンパーの仲間入りです。早くデビューさせたいです。
(…この後,台風の影響で,キャンプが2回連続で中止になることを,まだ知らないスネヲであった)
持ち運びは専用ケースで楽々
スターターセットには,もう一つ,「コンプリート収納ケース」が付属しています。帆布生地で,専用ケースだけあって,かなりの優れものです。
ケースの口は,大きく開きます。片手でケースを開いて,もう片方の手で焚き火台を入れられるよう,大きく開く設計となっています。
また口の部分は,紐を金具で固定するタイプのものです。収納量によって締まり具合が調整できます。
実際に焚き火台を,収納していきます。まずは,それぞれの部品を外して,バラしていきます。
グリルブリッジMと焼き網pro.Mは,下の写真のように,2つをセットした状態で収納できます。
ただし,実際には,焼き網を現地で洗うことができず,バーベキューの肉の油でギトギトの場合もありますので,シートか袋を準備した方が良さそうです。
購入したフルセット収納したところがこちら↓
オプション品を含んでいるにも関わらず,まだまだ余裕があります。
持ってみるとかなりの重量感です。スターターセットMは約7.68kg、オプションのグリルブリッジMと焼き網pro.Mも入っているので、10kg近くの重さがあるのではないでしょうか。市販のカバンでは壊れてしまうくらいの重さですが,帆布生地の収納ケースは頑丈なので,安心感があります。
まとめ
スノーピークの焚き火台は,大人が乗っても壊れないほど頑丈で,一生物と言われています。私のように,値段が高くて迷われている方は,清水の舞台から飛び降りる覚悟で買ってみて下さい。技術力の高さと収納性を見れば,おそらく後悔はしないと思いますよ(^_-)-☆
これさえあれば,焚き火やバーベキューはもちろん,料理の幅が広がって,キャンプの楽しみが増える事,間違いなしです。次は使用感をレビューしますね( *´艸`)
snow peak 焚火台M スターターセット おわりっ!