今回はラグジュアリーなキャンプ用品を取り扱う
イナウト(INOUT)のスタックボックスを紹介していきます。これがあるだけで、キャンプサイトが映えること間違いなしです!
イナウトとは
イナウト(INOUT)とは、「部屋とフィールドをシームレスに繋ぐ」家具用品ブランドです。IN(部屋)とOUT(フィールド)を融合させたおしゃれで秀逸なデザインが特徴的です。普段は家で使用して、キャンプにも同じ家具を持っていくという効率的なキャンプライフを可能にしてくれます。
スネヲ家は、家がキャンプ用品で埋もれているため、家でもキャンプでも使える家具は最高に効率的です。
イナウトのホームページ
イナウト スタックボックス
イナウト製品の代表作といえば、スタックボックスです。このスタックボックスが、ラグジュアリーキャンプの火付け役です。
ブルーグレイのラインがおしゃれですよね!
名前にある通りスタッキング(積み重ね)が可能です。写真は、3つのスタックボックスを重ねており、さらに天板にスタックボックスカバーを載せています。スタックできるため、場所を取らずに収納できるのが特徴です。
私は主にキッチン用品を収納し、天板をキッチン代わりに使用しています。天板はステンレスになっており、調理で汚れても、サッと拭き取れば問題ありません。
木材はナラの木が使われており、2015年以降は集成材が使われています。私は某フリマサイトにて中古品を購入。2015年より前のものだったようで、集成材は使用されていないものでした。ちょっとラッキー!?
でも2015年以前のものはコネクターが接続できないんですよね…。コネクターとは、スタックボックスの隙間に差し込んで使えるコネクトテーブル。
2015年以前のものは、スタックボックスの隙間が小さく設計されていて、コネクターが接続できません。コネクターがあるだけで、おしゃれ度合いがグーンとあがるんですが…。フリマサイトやオークションサイトで購入するときは注意が必要です。
なお、イナウトのスタックボックスは、日本国内の工房にて1点1点製作されています。丁寧な作りとなっているため、中古品でも十分使用できます。
写真では完全に引き立て役になってしまっていますが、キャンプシーンに馴染むスタックボックスとなっています。
天板には、取っ手が付いていて、ここにタオルやシェラカップなどを掛けることができます。汚いフキンですみません。
また、2段のスタックだと、ロースタイルにちょうどいい高さになります。シーンに合わせて、切り離して使用できますので、使い勝手がよいです。
スタックボックスには仕切り板が付いています。この板が意外と便利。食器や食材などを入れたときに、安定します。
また、縦に置くことで、棚のように使用することもできます。食器棚代わりに使うと便利です。
中古品を綺麗にしよう
さて、私はスタックボックスの中古品を某フリマサイトにて購入しました。頑丈なつくりなため、中古品でも綺麗にすれば十分に使えるんですよね。中古品でも、なかなかのお値段でしたが…
余談ですが、私はフリマサイトや、リサイクルショップで中古のキャンプ用品をよく購入します。中古品は、安く購入できる一方、前に使用していた方のキズや汚れがありますので、愛着が湧くように、綺麗に磨いて新品に近づけることが大事です。また最近は、消毒もしっかり行うことを心掛けています。
改めてですが、購入したスタックボックスは、天板の部分がステンレスになっています。
ここに、重たいダッチオーブンなどを置いたりするので、どうしてもキズが付いてしまいます。このキズを見逃せなかった私は、ステンレス部分を磨くことにしました。
ステンレスの天板は、ネジで固定されているだけなので、プラスドライバーで簡単に取り外すことができます。結構、キズだらけなので、紙やすりで一気に擦ってツルツルにしてしまおうと思います。紙やすりは、耐水用のものをあらかじめ購入しました。
ビッグマン 紙やすり(耐水)#1000 #2000 #3000
実を言うとステンレスを磨くのはとても大変です。なぜならステンレスは、とても固い金属だからです。通常は機械で研磨を掛けるため、ツルっと鏡のような輝きなのですが、手で行う研磨は一苦労です。水を流しながら、研磨していきます。
余談ですが、水を流しながら研磨することを湿式研磨と言います。メリットとして、摩擦による金属の温度上昇が抑えることができます。また、切り屑が紙やすりの目に詰まったりするのを防ぐことができます。ちなみに耐水用の紙やすりじゃないと、水に濡れた瞬間にボロボロになりますのでご注意下さい。
#1000の紙やすりで大きなキズが目立たなくなるまでゴシゴシしします。
この作業をやっているとき、正直めげそうになりました…たぶん、下記のようなポリッシャーがあれば、簡単にできるんだろうな…。
大きなキズが消えてきたところで、コンパウンドの登場です。鏡面仕上げのようにツルツルにしたいため、目の粗いものから順番にゴシゴシしていきます。
なお、このコンパウンドは車のキズ消し用に購入したものが余っていたもの。車用ですが、気にせずゴシゴシしていきます。なお、ゴシゴシ腕を動かすのが疲れてしまい、後半は子供に研磨を手伝ってもらいました。
研磨すること1時間…結構ツルツルになったのではないでしょうか。
鏡面仕上げとまではいきませんでしたが、前の使用者のキズは完全に消すことができました(自分で研磨した時に付いたキズが残っていますが…まぁ良しとします)。
続いて、スタックボックスの木の部分をターゲットにクリーニングしていきたいと思います。
木の部分は、以前使用していた方が汁物をこぼしたのか、若干黒くなった汚れが付いています。この汚れ、見逃せません。また経年で、オイル仕上げの塗料が剥げてきてしまっています。さすがにこのままではカッコ悪くて使えません。
こんなときは、サンダーです。サンダーとは、紙やすりを超高速振動させて擦る木材の研磨機です。DIYには欠かせません。
サンダーは、私の買って良かったものの一つ。意外と安いので、DIYをする人におすすめです(ポリッシャーも買えよとは言わないでください)。
サンダーを木材に押し当てるだけで、押し当てた面がツルツルになります。これで、剥げてきているオイル仕上げの塗料を一度剥がします。
ある程度、研磨したあとはコイツの出番!木材用オイルフィニッシュ、ワトコオイル(WATCO OIL)です。
ワトコオイルは、高級家具などに使用されるオイルです。実は、イナウトのスタックボックスも、このワトコオイルでオイルフィニッシュされています。同じ塗料を使えば、新品同様にクリーニングできること間違いなしです。
通常、ハケのようなもので塗るようですが、そのような気の利いたものはありませんので、タオルに染み込ませて、それを擦りつけるように塗布していきます。
塗布した後は長時間、日陰で乾燥させます。仕上がりが楽しみです。
塗布の前後で比較してみましょう。
【オイルフィニッシュ前】
オイルの塗料が剥げてしまっています。
【オイルフィニッシュ後】
こんなに綺麗にオイルが馴染みました。新品同様に綺麗になったと思います。少し苦労しましたが、ここまで綺麗にすれば、その苦労も愛着に変わりますよ!
以上、中古品で購入しましたが、少し手を掛けることで、綺麗にクリーニングすることができました。これからガンガン使っていこうと思います。
まとめ
イナウトの家具は、おしゃれでラグジュアリーなキャンプを目指す人におすすめ。ノルディスクのテントとも相性抜群です。ちょっと値段が高いですが、家でも使えるとを考えれば、高すぎることは無いですよ。
ラグジュアリーなイナウトのスタックボックス おわりっ!